週休二日制 導入⛰️
2022年4月に社長就任後 2023年から週休2日制を導入された理由などについて伺いました。
2023年から週休二日制を導入され、山十の年間休日は122日になりました。
年間休日の統計は、企業の規模や業種によって異なるようですが、弊社が該当する卸売業の年間休日の平均は おおよそ105.7日となっています。ということは、弊社の休日日数は平均値より大幅に上回っていると言えますが、休日を大幅に増やすことを積極的に取り組まれたのは、どのような思いからだったのでしょうか。
私は山十に入社前、大手企業に勤めており、その会社が弊社と同じ建築業界であるにも関わらず、土日休みで大型連休が確保されていました。社会人として最初の経験がそのような環境だったわけですが、2017年に山十に入社して、地方の企業ではまだまだ大手企業並みの休日確保が現実的ではないことを実感しました。
当時、弊社の年間休日は105日でした。その時から、もう少し休みがあれば旅行に行くなどもっと出来る事が増えるだろう…と感じていました。目の前に仕事があれば休みづらいと言う方もいましたが、経営理念にもあるように「経済的自由 × 時間的自由」でプライベートも充実して欲しいと思いました。
そうなんですね。
社長がお考えになる「年間休日を増やすことの一番のメリット」は、「休みを取りやすい環境の下、仕事もプライベートも充実できる」ということですね。
そうですね。何の為に仕事をしているかと言うと、お金はもちろんですが、働き甲斐とか、それによって成長出来たり、社会に貢献している実感を得られたり、皆さん色々異なると思います。
いずれにしても仕事の為に生きている訳ではなく、何かの為に仕事をしていて、そこに間違いなく必要なものは「時間」だと思っています。
では、「休みを増やすうえでのデメリット」はどのようにお考えになったのでしょうか?
デメリットと言うか怖さはありましたね。業界の平均年間休日より17日休みが多いということは、17日勤務日が減るということです。勤務している間は利益を生んでいると考えると、単純に考えると売上が減る可能性が高い。しかし、社員一人一人が生産性を上げる努力を重ねてくれたことにより、懸念された売上減少を最小限に留めることが出来ました。
そうだったんですね。よくわかりました。
ところで今年は暦の関係もあって、夏季休業は9連休ですね。ゆとりの時間が増えたことに対する社員の反応はどのように感じておられますか?
社員からは素直に喜ぶ声が聞こえてきました。建築業界なので現場系の人は職種上、休日出勤を0にはできないのが現状ですから、振替休日を取る体制や手当でフォローしています。
ありがとうございます。
では、お客様の反応はいかがでしたか?
そうですね。私は直接営業している訳ではないので、現場の生の声が直接届きづらいですが、お客様に一部ご迷惑をおかけしていることは間違いありません。しかし、2025年には法律も変わり、働き方改革はさらに加速します。業界全体の価値を上げていく為にも週休二日制を貫きたいと思っています。
そうですか。
では、最後に山十で働くことを検討している方々に向けてメッセージをお願いします。
この「社員が語る職場の魅力」のインタビューを読んでいただくことで、既存社員の生の声や会社の雰囲気を感じてもらえると思います。職場環境や仕事内容のイメージを膨らませて、興味を持たれた方には是非応募して欲しいと思っています。
今日はありがとうございました!